魅力いっぱいのエビスサーキット!そのコースやイベントの内容とは?
一部のファンから「ドリフトの聖地」として親しまれているエビスサーキット。敷地内にいくつものコースがあり、レースやスポーツ走行、ドリフト走行を行うことができます。
今回はそんなエビスサーキットの特徴・魅力、イベント情報を詳しくご紹介します。車好きやドリフトに興味があるという方は、ぜひ最後まで読んでください!
1:エビスサーキットとは
エビスサーキットは、福島県二本松市にあるサーキットです。東北サファリパークが隣にあり、モータースポーツファンだけでなく、だれでも楽しめるエンタメスポットとして知られています。
国内では珍しく、いくつものコースが設けられており、東コースと西コースに関してはMFJとJAFの公認コースとなっています。
レース用のコースの他にも、ドリフト用のコースや峠仕様のコースがあるので、いろいろな楽しみ方ができるというのもエビスサーキットならではの魅力となっています。
2:エビスサーキットのコース
エビスサーキットには、敷地内にいくつものコースが設けられています。スポーツ走行だけでなく、ドリフト走行もできるのが特徴となっています。
東コース
JAFの認定を受けているコースで、全長2,061mあります。高低差が最大67mもあるのでタフなレースを楽しむことができます。
最終コーナーには14パーセントもの上り坂があり、坂を登り切ってゴールという、ドラマチックなレースを楽しめるの特徴となっています。
西コース
走行会で利用されることが多いコースです。高低差がほとんどなく、長いストレートとヘアピンのつながりがあるのが特徴となっています。
ママチャリレースなど、ユニークなイベントにも使われることが多く、気軽に楽しめる公認コースとして知られています。
ドリフトスタジアム
「D1GP」が開催される、いわばドリフトの聖地とも言えるコースです。ドリフトファンなら誰でも知っているであろうドリフトスタジアムは、観戦して良し、走って良しの魅力的なコースとなっています。
定期的に走行会も開催されており、走りを楽しみたい人とやり取りできるのも魅力です。
北コース
全長1,155mのミドルサイズコースです。長いストレートからきついコーナーに入っていく作りが特徴的です。
スピードが乗った状態でコーナーに入っていくと、スリル満点の走行を楽しむことができます。。
スクールコース
スクールという名前が付けられているように、練習用のコースです。形状の異なるコーナーが複数設けられているため、ドリフトの練習にぴったりです。
これからサーキットで走行会にチャレンジするという方に特におすすめのコースとなっています。
ドリフトランド
ドリフトランドは、ドリフトの練習用コースとして作られています。形状が異なるコーナーが多いので、ドリフトのレベルを上げるのにもってこいです。
ギャラリーが多いので、他の人がドリフトしているのを見て楽しむこともできます。
新峠コース
サーキットで峠の気分を味わえるユニークなコース作りが特徴です。
高低差がしっかりつけられているのに加えて、ブラインドコーナーが複数あるので、通常のサーキットコースとは違う走りを楽しむことができます。
センターラインが描かれていて峠の気分を満喫できるのも魅力となっています。
くるくるランド
大規模イベントやレースが開催される時に駐車場として利用されるスペースです。
パイロンを設置することで、ドリフトや切り返しの練習を行えます。回転半径の違いによる操作の訓練も行うことができます。
ヒザすりランド
2輪車用の練習コースです。ヒザすりを練習できるように、フラットで広いスペースが取られています。そこにパイロンを置くことで、好きな角度と距離でヒザすりの練習ができます。
ライダーの基礎訓練を行う場所としても利用されています。
3:エビスサーキットの料金
基本となる入場料金は大人1,500円、小人1,000円です。
走行料金は、コースによって違いがあります。
ドリフトスポーツ走行
・くるくるランド…2,000円
・コース3(スクールコース・峠コース・くるくるランド)…1日4,500円 半日2,500円
・コース5(コース3+北コース+ドリフトスタジアム)…1日7,500円 半日4,000円
・冬季料金(コース5のみ)…1日5,000円 半日3,000円
グリップスポーツ走行
・マンデーチャレンジ(東か西の1コース)…13,000円
・マンデーチャレンジ(東と西の2コース)…15,000円
・ウィークデーラン(西コース)…9,000円
2輪スポーツ走行
・フリーライディング(東コース)30分×3本…10,500円
・ウィークデーライディング(西コース)…8,500円
・ヒザすりランド(東コース)…2,000円
・スライドオーバルコース(東コース)…1日5,000円 半日3,000円
ジムカーナスポーツ走行
・ドリフトランド…1日5,500円 半日3,500円
4:エビスサーキットに必要な持ち物
走行するにあたっていくつか必要なものがあります。ヘルメットとレーシンググローブは必ず用意しましょう。
また、ペダルを操作しやすい専用のシューズもあった方がいいかと思います。しかしアイテムはエビスサーキットでレンタルをしているので、自分で無理に購入する必要はないです。
何回か通うのであれば、長い目で見てお得なので自分で購入することをおすすめします。予備タイヤやジャッキ、レンチなどの工具類は、万が一に備えて持って行くようにしましょう。
5:エビスサーキットの車販売
エビスサーキットの隣には、中古車の販売店があります。ドリフト仕様の車など、マニア向けの車が整備され売られています。
ドリフトカーを買って、そのままエビスサーキットに持ち込んで走らせてみるのも楽しいと思います。
6:エビスサーキットのイベント
ドリフトタクシー
後部座席に乗ってドリフト体験ができるという、変わり種のイベントです。お土産ショップで買い物をした人の中から抽選で、同乗体験をすることができます。
ドリフト祭り
年に3回開催されるドリフトイベントです。4点式シートベルトなどの安全装備がつけられていることが条件となっていて、持ち込みでドリフトコンテストに参加できます。
未成年者でも参加可能な、かなり盛り上がるイベントとなっています。
ママチャリ耐久レース
ママチャリでコースを走れるという、笑いありの型破りのイベントです。
走行会に参加するようなドライバーだけでなく一般のファンもおり、楽しくサーキットの時間を過ごすことができます。
7:まとめ
エビスサーキットは、国内でも珍しく豊富にコースがあり、それぞれ個性的な造りをしているのが特徴です。
魅力あふれるイベントも多く、本格的にモータースポーツを行う人も、観る側として楽しむ人も満足できるスポットです。
興味のある方は、ぜひ立ち寄ってみてください。